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初心者向け.自宅でカクテルを作るのに必要な道具とお酒を徹底解説。〜道具編〜

BAR

宅飲み、鍋パーティ、たこ焼きパーティなど今までに自宅や友達の家に仲間と集まって飲む機会も多かったと思います。

最近ではコロナ禍で外出が制限されている中、「オンライン飲み会」という新たなコミュニケーションが出てきました。

ですが、「いつもと同じ飲み会じゃつまらない。」「そろそろ飽きてきた・・・」なんてこともあると思います。

そんな時に自分で綺麗なカクテルを作ることが出来ればカッコイイですよね!

いつものオンライン飲み会に違った花を咲かせることができますので、盛り上がること間違いなしです!

今回はその第一歩である必要な道具達を紹介していきます。

〜道具を揃えよう〜

カクテルツール

自宅でBAR気分を味わうのに色々なお酒を揃えるのは必須です。

お酒がないと始まりませんからね。

ですが、ある程度お酒を揃えることができたら今度は、道具も色々と揃えてみましょう。

道具があることでより一層BAR気分に浸ることができますし、何より道具があることで作れるカクテルもあります。

また、使うグラスによっても雰囲気が違ってくるので、慣れてきたらグラスを揃えてみるのも面白いですよ。

一口に道具といっても色々とありますが、ざっと以下の通りです。

カクテルを作るのに必要な道具
〇メジャーカップ
〇バースプーン
〇シェーカー
〇ストレーナー
〇スクイーザー
〇ミキシンググラス
〇各種グラス類

これらの道具を一気に揃えるのは大変です。

少しずつ、必要な用途に合わせて揃えていくと良いでしょう。

では、一つずつ解説していきます

メジャーカップ

 

メジャーカップ

出典:

これは原料となるお酒やジュースなどの液体の分量を計る道具です。

物によってサイズは異なりますが、基本のサイズは30mlと45mlのカップが対になっています。

15mlと30mlが対になったもの、60ml入るカップもあるので使いやす方、用途に合わせて使い分ける用にしましょう。

個人的には一番初めに用意してもらいたい道具の一つです。

カクテルに限ったことではありませんが、慣れるまではレシピに沿って作るのが定石です。

家庭用の計量カップでも作ることは勿論できますが、大き過ぎるという点とカクテル用の方がスタイリッシュに計れるという点でメジャーカップの方がおすすめです。

持ち方

持ち方はこの写真の通りです。

カップの持ち方

人差し指と中指でカップのくびれ部分を持ち、薬指は軽く添えるという形です。

 

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材料を計りグラスなどに注ぐときは、動画のようにカップをグラスの方へ倒すイメージで注ぎましょう。

この持ち方で空いた親指と人差し指でボトルのキャップを外したりするなど他の動作をすることができます。

メジャーカップ持ち方
cup

使い終わったカップは、写真のように水を入れたグラスなどに入れておきましょう。

他の材料と混ぜて作るカクテルならば良いのですが、例えばウイスキーなどをストレートで飲む際に計って使うと、他の材料と混ざってしまいます。

せっかくの味わいが勿体無くなってしまうので、一呼吸置く意味も込めて一度水につけましょう。

また、この水もこまめに取り替えるようにしましょう。

 

メジャーカップ

カップを持つ時も初めは使いにくさを感じるかもしれません。

そのときは上の写真のようにくびれ部分を摘むようにしてもっても大丈夫です。

注ぐ時も自然にグラスに注ぐだけですので簡単です。

スタイリッシュさを求めるのであれば最初の持ち方の方が良いのですが、慣れないうちはこちらの方がいいでしょう。

「目分量で作るから要らない。」という方もいると思います。

ですが、いきなり目分量だと正確に計るのは難しいですし、それによってせっかく美味しいカクテルが美味しくなかったりとか、量を間違えて悪酔いしてしまったりかもしれません。

そうならない為にメジャーカップはいの一番に用意すると良いと思います。

バースプーン

バースプーン

材料を混ぜたり(以下ビルドと呼称)、反対のフォークのような部分でカットレモンなどを絞るときなどに使う道具です。

柄の部分が長く中間部分が螺旋形状によじれているのが特徴です。

このよじれを使ってスムーズに材料を混ぜていきます。

ビルドとは材料を直接グラスに注ぎ、バースプーンで混ぜるだけのシンプルなテクニックです。

酒をジュースや炭酸飲料で割るロングカクテルに多い作り方です。

バースプーン

出典:

ここの部分がフォークではなく果実などを潰すマッシャータイプがついているものもあります。

 

バースプーンサイズ

出典:

長さも26cmや32cm程度のものがほとんどですが、普段使うグラスの深さや自分の手に会うサイズを探してみてください。

また、このねじれには右巻き(右利き)と左巻き(左利き)の二種類があり、聞き手によって変わります。

バースプーン利き手

出典:

この写真のようにスプーンの中間部分の螺旋形状が違います。

右利きは時計回りに混ぜ、左利きは半時計回りに混ぜます。

それぞれ溝が利き手の回す方向に引っ掛かりを与えないような構造ですので、逆で使ってしまうとスムーズに混ぜることができなくなってしまいます。

購入するときのポイント

右利きか左利きかを確かめる。

自分の手にあったサイズを選ぶ。

そしてこのスプーン一杯が1tsp、即ち小さじ1の分量に値します。

こちらの道具もできるのであれば早めに用意しておくと良いでしょう。

材料を混ぜる時に使う道具ですので、バースプーンではなく箸や細長いのスプーンでも混ぜることは確かに可能です。

「わざわざ新しいのを買う必要なんてない」と思うかもしれません。

ですが、これだとグラスの底にあるお酒やシロップなどを均等に混ぜることが難しくなってしまいます。

このバースプーンは普通のスプーンと違ってねじれ状になっており、このねじれを利用することにより綺麗に材料を撹拌します。

それでは使い方を紹介していきます。

 

上の写真のように中指と薬指の間にバースプーンの2/3の位置をを軽く挟み、残りの指を軽く添えるようにします。

使い方最初は挟んだバースプーンを奥に弾くイメージで指を弾きます。

使い方」

次はその弾いた指を手前に戻して来るイメージで引きます。

この動きを繰り返すことで混ぜることができます。

 

 

この動きをグラスの中で行うと、スプーンの背がグラスに沿って動き、自然に混ぜることができます。

またグラスの底に溜まっているシロップなどは上に持ち上げてあげるイメージで混ぜましょう。

炭酸飲料を使う場合は混ぜすぎると炭酸が抜けてしまうので、軽く2〜3回程度にしましょう。

手首を回すのではなく、中指と薬指を前後に動かして混ぜるようにしましょう。

同じようなスプーンでもやはりカクテルを作る上ではバースプーンの方が重宝されます。

なので最初に紹介したメジャーカップとバースプーンはできるのであれば、一番初めに用意しておくと良いでしょう。

シェーカー

シェーカー

カクテルと言えばこの道具が一番イメージが湧くと思います。

勿論ビルドで作ることもできますが、シェイクして作るからこそその味わいが出るというものです。

この道具は氷と材料を入れよく混ぜ合わせて、冷たいカクテルを作るのに使われます。

大きさも大、中、小とありますが、初めは高さが18cm前後の中サイズがあると良いでしょう。

シェイクする過程で、混ざりにくい材料を素早く均等に混ぜ、中身を急速に冷やします。

また、この工程でお酒のカドが取れてまろやかな味わいになります。

持ち方

 

持ち方

初めに持ち方を紹介します。

写真のように右手の親指でシェーカーの上の部分を抑え、中指と薬指でシェーカーを軽く挟みます。

この時に親指でしっかりおさていないと、シェイクする時に外れて、中身が飛び出して大変なことになるので気をつけましょう。

持ち方

左手の人差し指はボディのやや下のほうに添えるようにします。

中指と薬指ででシェーカーの底を軽く支え、親指は蓋の少ししたら辺を軽くおさえます。

残りの指は右手の薬指と小指に自然に添える感じにします。

シェーカーは3つの部分に分けられ、それぞれ名称があります。

シェーカー

左から蓋の役割をする「トップ」とカクテルを注ぐ時に氷をおさえる「ストレーナー」、コップ状になっており氷と材料を入れる「ボディ」からなります。

振り方

振る前に材料をボディの中にメジャーカップで計った材料を入れます。

攪拌

材料を入れたらバースプーンを使って軽く撹拌し、氷をシェーカーの縁に届くらいまで入れたらストレーナーとトップをかぶせます。

氷の量

大体このくらいまで氷を入れましょう。

かぶせた後、シェーカーの中に余分な空気が入っているのでそれのガス抜きするために一度トップのみを外してまたかぶせます。

ここで、トップが緩いと中身が飛び出ますので気をつけましょう。

 

 

そして胸の高さくらいに持っていき、手首のスナップを使いシェーカーに軽く霜がつくくらいまで混ぜます。

生クリームや卵といった混ざりにくい材料を使用する場合は、それよりもさらに長くシェイクするようにしましょう。

腕を上下に動かすのではなく、手首を上下に振るイメージで素早く混ぜるようにしましょう。

肩や腕の力は抜き、リラックスした状態で振りましょう。

ただ上下に振るだけだと中身の攪拌が十分に行われず、味に角ができてしまい、飲みにくくなってしまいます。

さらに長くシェイクし過ぎてしまうと、氷が溶けて水っぽい味になってしまうので注意しましょう。

注ぎ方

トップを外し、人差し指でストレーナーを押さえながら、静かにグラスに注ぎます。

この外す際に、トップが固まっていてなかなか外れない、なんてこともあるかもしれません。

勢い良く外そうとして中身が溢れないように気をつけましょう。

固まってしまった場合、トップの部分を雑巾を絞るように捻ると外しやすくなります。

グラスを冷やす

カクテルを作る際、グラスは冷やしておいた方がベストです。

材料を入れる前にグラスに氷を入れておくなどして冷やしましょう。

グラス冷やす

シェイクする直前に氷を捨てて,グラスの縁についた余分な水滴は拭き取っておきましょう。

シェーカーを使って作るカクテルは沢山あります。

もっと本格的にバーデンダー気分を味わいたい、もっとおしゃれなカクテルを作ってみたいなど、そう思うのであれば、シェーカーを購入するのをお勧めします。

では、もう一度一連の動作を確認しましょう。

最初にグラスに氷を数個入れ、あらかじめ冷やしおきます。

このグラスを冷やす工程はどのカクテルを作る時も一緒ですので、覚えておきましょう。

この時にバースプーンを使って全体を攪拌すると早く冷えます。

シェーカーに材料を入れ一度バースプーンを使って攪拌します。

氷を入れる前にグラスの中にある氷を捨て、水気を切っておきましょう。

氷を大体8〜9分目までいれ、シェーカーのボディに薄く霜がつく程度までシェイクします。

カクテル注ぎ

トップを外し静かににグラスに注ぐようにします。

注ぐ際は、左手でグラスの底を軽く抑えておきましょう。

これでシェーカーを使ったカクテル作りの一連の流れです。

格好良くシェイクしてバーテンダーになり切ってみましょう!

ミキシンググラスとストレーナー

ミキシンググラス

ある程度カクテルにも慣れてきたら、次のステップへ進んでみましょう。

ビルドカクテルやシェイクカクテルを一通り作れるようになってもっとバーテンダーの気分に浸りたいという方向けです。

シェイクするような動きはありませんが、静かで正確な動作で作る姿はまさにバーテンダーです。

バーテンダー

その動作に憧れる人もいると思いますが、このミキシンググラスを欲しい方は別の魅力に惹かれているのかもしれません。

マティーニ

出典:

それが、このグラスで作るカクテルで代表格である「マティーニ」です。

このカクテルは「カクテルのお王様」と呼ばれる格式の高い玄人向けのカクテルです。

読書好きや映画好きの方にも案外馴染みのあるカクテルかもしれませんね。

文豪アーネスト・ヘミングウェイが愛飲したとして有名。

「007」シリーズのジェームズ・ボンドが「マティーニを。ステアせずシェイクして。」というセリフも。

ジェームズボンド出典:

 

それでは特徴や使い方を紹介していきましょう。

ミキシンググラス

通常のグラスよりも大きく注ぎ口がついているガラス製のものがミキシンググラスで、その上に被さってあるのがストレーナーです。

この2つがセットになりますので、片方だけ購入するというのは意味がないので気をつけましょう。

ミキシンググラスで使うカクテルの場合、透明度を保ちたいカクテルや激しく混ぜ合わせる必要のないカクテルを作る時に使います。

作る動作として「ステア」と呼ばれるテクニックがあります。

ステアとは、上記で説明した「ビルド」とは違い、ミキシンググラスに氷と材料を入れ、バースプーンで素早く攪拌、混ぜるというテクニックのことを言います。

使い方を紹介していきましょう。

 

カクテルグラスをあらかじめ冷やしおき、ミキシンググラスにも氷を6分目ぐらいまで入れ、バースプーンを使ってグラスを冷やしていきます。

氷にがついてる場合は氷に被るくらいの水を加えて、霜を落としましょう。

ミキシンググラス

出典:

ストレーナーをかぶせ水気を切ってから材料を入れ、バースプーンを使って25〜35回ほどステアしていきます。

ステアすると香りがふんわりと漂ってくるので、そちらも目安にすると良いでしょう

この時、左手はミキシンググラスの底の部分を指先で軽く抑えます。

ミキシンググラスを深く掴んでしまうと、指先の温度がグラスに伝わり、氷が溶けやすくなってしまうので注意しましょう。

 

 

氷をおさえるためにストレーナーをミキシンググラスにはめて、ストレーナーを人差し指でおさえ他の指でミキシンググラスを持ち、ゆっくり注ぎます。

この時「のノ字」を書くように注ぎましょう。

このようにシェイクして作ったカクテルとステアで作ったカクテルではこのように違いが分かります。

ジェームズボンドのように格好良くマティーニを飲みたいという人は是非この道具を揃えてみてはいかがでしょうか?

スクイーザー

 

スクイーザ~

この道具はライムやレモン、グレープフルーツやオレンジといったフルーツの果汁を絞るために使うものです。

写真のようにガラス製で、手で絞るタイプや、ステンレス製で、押し潰して果汁を絞るタイプなどがあります。

こちらは用意しておけば楽ですが、必ずしも必要というわけではありません。

理由としてはバースプーンのフォークの部分で果汁を絞ることができるからです。

シロップ

またコスパ重視するのであればこの写真のようにシロップタイプを用意しておけば便利ですし、絞る必要もありません。

ですがシロップではなく果汁にこだわりたいという人もいると思います。

そこで、「毎回毎回絞るのは面倒だから一度に絞って用意しておきたい。」という人はぜひ購入してみてはいかがでしょうか?

カクテルを作るにおいてお酒は勿論ですが、レモンやライムなどをどのようなタイプで作るかによって味わいも変わってきますので、色々と試してみてください。

各種グラス類

カクテルグラス各種

カクテルを飲むことにおいて必要不可欠なのがなんといってもグラスです。

味は勿論ですが、見た目も重要です。

格好良く作ったカクテルを格好いいグラスに入れて格好良く飲みたいですよね。

一口にグラスといっても数多くあるので、今回は三種類のグラスを紹介します。

カクテルグラス

カクテルグラス

ショートドリンクのカクテルを飲むためのグラスです。

カクテルグラス

デザインが豊富で鋭角的な逆三角形のもややんわりと曲線があるものなど、さまざまなタイプがあります。

容量は90mlが標準的ですが、60〜150mlなどサイズも様々です。

カクテルといえばこのようなタイプのカクテルを想像する人が多いと思います。

コリンズグラス

コリンズグラス

円筒形の背の高いグラスで、トールグラスと呼ばれることもあります。

容量は300〜360mlで、主に炭酸を使ったカクテルやドリンクを入れるグラスとして使われています。

細長いグラスで、普段はなかなかこのようなグラスを使わないので、特別感がありますね。

オールドファッショングラス

ロックグラス

背が低くて口径の広い寸同型のグラスで、主にオンザロックスタイルで飲む時に使われます。

容量は180〜300mlのものが一般的とされています。

ウイスキーのcmで見たことがある人もいると思いますが、このグラスでお酒を飲んだら渋くて格好良いですよね!

氷を入れて例えオレンジジュースだとしても見栄えはかなりいいです。

このようにグラスによって用途やそのカクテルに適したグラスがあるので、手元にあるとよりBAR気分に浸ることができます。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回はカクテルに必要な道具を紹介しましたが、最初紹介した通り、これらの道具を一気に揃える必要はありません。

作りたいカクテルによって道具やグラスも変わりますので、それに合わせて揃えていくと良いと思います。

 

カッコイイバーテンダー

カクテルを作って自分で飲むのも最高ですが、宅飲みやホームパティーなどで美味しいカクテルを作ることができれば、一躍注目の的です!

人数がいる方がBARに来ている気分にも浸ることができますし、自分自身がバーテンダーのように振る舞うことができます。

一緒に飲む人に美味しい一杯をお届けしてみませんか?

是非バーテンダー気分を味わってみましょう!!!